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屋根塗装の流れは?当社の「施工の進め方」をもとに詳しく解説!

屋根塗装の流れは?当社の「施工の進め方」をもとに詳しく解説! | 屋根塗装

そもそも「屋根塗装の工期」ってどれくらい?

屋根の塗装作業には一般的に、開始から完了までおよそ【7日から10日間】で完了します。初日は足場などの設置作業から始まり、翌日から約1週間ほどかけて屋根全体の清掃〜塗装を行います。期間はあくまでも目安ですので、梅雨などの湿気が多い時期には2週間前後かかる場合もあります。

詳しくは、時期やご自宅の屋根状況を踏まえて、施工業者の方に確認するようにしてください。

屋根塗装の流れは『全9ステップ!』

当社の屋根塗装の流れは、以下の9ステップで進めていきます。

①:近隣へのご挨拶・説明
②:資材・機材の準備
③:足場の設置
④:養生(保護シート等の設置)
⑤:高圧洗浄
⑥:屋根塗装(下塗り)
⑦:屋根塗装(中塗り・上塗り)
⑧:点検・手直し
⑨:足場解体・片付け

ここからは屋根塗装の詳しい流れ・進め方について解説していきます!

①:近隣へのご挨拶・説明

まずは屋根塗装工事を始める前に、近隣へのご挨拶を行います。施工内容によっては、騒音や塗料の臭いなど、近隣の方にご迷惑となる可能性もありますので、事前に理解と協力を求めるためにもご挨拶を行わせていただきます。

②:資材・機材の準備

塗装に必要な塗料、塗装用ローラー、ブラシ、はけ、塗料トレイなどの道具を準備します。基本的に資材や機材は屋外に配置しますので、もし資材を置いてほしくない箇所などがございましたら、事前にお声かけください。

③:足場の設置

作業員が安全かつ効率的に塗装作業を行えるよう、ご自宅の周囲に足場を組み立てます。足場の設置により、一部出入り口が塞がれてしまったり、外観が一時的に変わってしまう恐れがありますので、こちらも設置場所や期間にご不安やご要望があれば、都度ご相談いただければと思います。

④:養生(保護シート等の設置)

塗料の飛散や滴下による汚れを防ぐために、建物の周囲や庭に保護シートを設置します。また、隣接する建物や塗装しない箇所に塗料が付着しないよう、マスキングテープや養生シートなどを使用して保護していきます。

⑤:高圧洗浄

実際に塗料を塗るまえに、高圧洗浄を行います。強力な水圧を使って屋根に付着した汚れを取り除くことで、染みついた汚れを払うとともに、塗料のノリをよくします。

もちろん、水に弱い材質を使った家、高圧水に敏感な素材などの場合は注意が必要ですが、基本的には、塗装で古い汚れを覆い隠してしまわないよう、この高圧洗浄によって家を綺麗にしていきます。

またこの段階では「塗料の臭い」は発生しないため、外壁塗装と同様、作業中は水が建物内部に侵入しないように窓をしっかりと閉めるようにしてください。

⑥:屋根塗装(下塗り)

屋根塗装では基本的に、「下塗り・中塗り・上塗り」の3段階の塗り重ねを行います。下塗りでは塗料の密着を高め、耐久性を向上させるために、屋根に下地を作っていきます。まずは屋根を清掃し、錆などが目立つ場合は、錆を防ぐための「プライマー」などを下地として塗布していきます。

下地素材が完全に乾いたら、中塗り・上塗りを行います。

⑦:屋根塗装(中塗り・上塗り)

「中塗り・上塗り」は、塗膜に厚みを与え耐久性を向上させるための作業です。中塗りは、下塗りした屋根の上にさらに塗料を塗り、塗膜の厚さを増す工程で、塗料の保護機能が強化され、長期間にわたり屋根を保護することができます。

上塗りは、中塗り後の最終的な仕上げ工程で、塗りムラをなくし、塗料の色や艶を美しく仕上げるために行われます。この上塗りにより、最終的な見た目や耐候性が決定されます。塗装作業は、細かい部分を刷毛で、広い部分をローラーで均一に塗り、ムラや塗り残しがないように注意深く行われます。

⑧:点検・手直し

上塗りが完全に乾燥したら、「点検・手直し」を行っていきます。塗り残しやムラがないか?は、完全に乾いてからしか確認できませんので、必ず一通りの作業が完了した後に行います。足場を解体してしまってからでは手直しができませんので、ここでは少々お時間をいただきますが、入念に点検を行っていきます。

また周囲に塗料が飛び散っていないかも確認し、必要があれば清掃も行います​​。

⑨:足場解体・片付け

すべての作業が完了し次第、お客様にご報告し、機材の片付けを行ったら屋根塗装は完了です。またこれまでの作業のお礼とあわせて、近隣住民へのご挨拶を最後に入れさせていただいております。

依頼者が準備しておくべき『5つ』のポイントは?

屋根塗装を依頼する際には、依頼者が事前に準備すべきことがいくつかあります。これらの準備を行うことで、工事の進行がスムーズになり、トラブルを避けることができます。

屋根の現状を伝えられるようにする

まずは現在の屋根の状態を把握しておくことが大切です。もちろん屋根の状況は簡単に確認しづらいものですが、たとえば「屋根の材質」や「築年数」、「雨漏りなどの具体的な症状の有無」などを施工業者に伝えられるとベストです。

詳しくわからない方は、今回なぜ依頼に至ったのか?を、簡潔に伝えられるようにしておくと、業者からのアドバイスや塗料の選定もスムーズに行えます。

色や質感の希望を考えておく

屋根塗装は単に保護のためだけではなく、家全体の外観に影響します。もちろん外壁のように、色や質感がダイレクトに影響するわけではありませんが、こちらも塗料の選定やご希望の費用感に合わせやすくするためにも、事前に「どんな色・質感にしたいか?」を検討しておくと良いでしょう。

もし希望がない場合には、「新築時と同様の質感で」と伝えるだけでもOKです!

おおよその工期を把握しておく

屋根塗装は天候に左右されるため、工事期間中の天候の変化や他の予定との調整も考慮に入れておく必要があります。また足場などを組んでしまうと、施工期間中は、一部ご自宅に入りづらい出入り口、洗濯物が干しにくいなどの影響が出かねないため、おおよそのスケジュールを把握しておきましょう。

先にも解説しましたが、屋根塗装におけるおおよその工期は7日〜10日程度です。

近隣への通知

屋根塗装工事は騒音や塗料の飛散など、近隣に影響を与える可能性があります。もちろん、施工業者からも事前にご挨拶にお伺いさせていただきますが、事前に工事の旨を通知し、理解を得ておくことが望ましいです。

安全確保のための準備

屋根塗装工事中は、家の周囲に作業員が出入りします。安全を確保するため、事前に敷地内の危険な場所や転倒の危険がある物を整理・撤去しておくようにしましょう。

「施工の流れ」を把握して、納得のいく屋根塗装を!

屋根塗装を依頼する場合、基本的には業者に一任するケースがほとんどかと思います。もちろん基本的にはそれで問題ありませんが、中には、本記事で紹介したような「下塗り、中塗り、上塗り」を行わず、いっぺんに塗装してしまうことで安価に塗装を提供する、いわゆる「悪徳業者」が一定数いるのも現状です。

これらを事前に防ぐには、施主の皆様が「そもそも屋根塗装ではどんな作業が行われるのか?」をある程度知っておき、見積もり段階で、作業内容が入っていないことに不審を抱く、質問することが一番の解決策といえるわけです。

当社では塗装職人の全員が「一級塗装技能士」を有しており、塗装の前には、必ず有資格者がお客様のご自宅の状況を確認・適切なお見積もりをご提案します。もしお見積もりでご不明な点がある場合には、納得いただくまで丁寧に説明いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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下記記事では「信頼できる塗装業者の選び方」について詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!

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