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塗り替えで失敗したくない方へ!外壁の色選びのポイント・シミュレーション方法まで解説!

塗り替えで失敗したくない方へ!外壁の色選びのポイント・シミュレーション方法まで解説! | 外壁塗装

外壁塗装は家の美観、見た目が大きく変わる作業ですから、できれば失敗のない施工を行ってもらいたいですよね。一方で外壁塗装を行った方の中には、「イメージと違った…」、「ちょっと派手になりすぎた…」と、塗装後の色合いに後悔してしまうケースも珍しくありません。

ではこのような失敗はなぜ起ってしまうのでしょうか?

本記事では、外壁塗装・塗り替えをご検討中の方に向けて、外壁塗装を成功させるコツを塗装業者の目線で詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

外壁塗装で失敗しやすい事例とは?

失敗例①: イメージしていた外壁デザイン・色にならなかった…

外壁塗装の失敗例として一番多くあるのが、「想像していた色や雰囲気と、仕上がりが異なること」です。

外壁デザインは基本、色見本やカタログ、施工例を参照しながら選んでいくのですが、実際の外壁に塗られると予想とは異なる色合いに感じることがあります。
これらの大きな理由としては、小さな色見本と実際の大きな外壁での「色味の違い」や「天候による印象の変化」、そして「照明の影響で色見本の色味が変わるため」です。

そのため外壁の色選びで後悔しないためには、業者によって施工された実例住宅を見学し、現地で色を確認すると、このようなミスマッチを大きく低減できます。また、普段からさまざまな住宅の外壁色を観察して、好みの色やイメージを明確にしておくことも効果的ですね。

失敗例②: 街並みや近隣住宅との調和がとれていない…

外壁塗装を行う際、その色が「周辺の住宅と調和しているか?」は重要なポイントです。ご自宅が地域の風景に溶け込むような色選びをすることで、より美しい住まいの外観を実現できます。

選んだ色が街並みに調和していないと、周囲と比較して目立ち過ぎたり、逆に地味すぎて目立ってしまったりすることも。

そのため外壁の色を選ぶ際は、周辺の建物とのバランスを考え、地域の景色に馴染むような配色を選ぶことが大切です。また、ご自宅の個性を表現すると同時に、地域の風景を大切にする心遣いも忘れずに。お住まいのエリアをよく観察し、その特色を生かした色選びを心がけることで、住宅がより引き立ち、街並みに溶け込む美しい外観を実現できます。

失敗例③: 塗装したのに汚れが目立つ…

外壁塗装の色選びは、メンテナンスのしやすさも考慮する必要があります。特に「白」や「ベージュ」などの明るい色調は、新築時には魅力的に見える反面、雨風などの外的要因や排気ガスなどで比較的早く汚れが目立ってしまいます。

しかし使用する外壁素材や塗料の種類によっては、明るい色でも汚れに強いものもありますので、お住まいの地域で「どのような汚れが、どれくらいの頻度で生じるのか?」を業者と相談しながら、実際に塗装する色を決めていくようにしましょう。

外壁の色選びを「成功させるコツ」とは?

ここからは外壁塗装の色選びを成功させるためのコツを、塗装業者の知見も踏まえて解説していきます!

色見本(カラーサンプル)を見ておく

外壁の色を決める際、まず取り組むべきは「色のサンプルを参考にすること」です。多くの塗料メーカーは、各塗料の色のサンプルを提供していますので、これらを見て比較することで、どの色が自分に合っているか?をイメージしやすくなります。

ただし、光の角度や周囲の色彩との関係で、サンプルの色と実際の塗装色が異なることがあるため、建物の立地なども踏まえて「サンプル通りの色合いになりそうか?」を、業者に確認するようにしましょう。

「汚れが目立ちにくい色」を選ぶ

塗装したばかりなのに、汚れが目立ってきた…とならないよう、外壁の色選びでは「汚れが目立ちにくい色」を選ぶことも、塗装を成功させるコツです。一般的に、ベージュや白などの、淡い色・明るい色は汚れやほこりが目立ちやすく、メンテナンスが頻繁に必要になります。

そのため、外壁には中間色ややや暗めの色(グレーやベージュ、淡いブラウンなど)がひとつの選択肢としておすすめの色です。このように、ただ単に「好みの色」を選ぶだけでなく、実用性を考慮して汚れが目立ちにくい色を選ぶことが、長期的に見て満足のいく色選びにつながるでしょう。

経年劣化の目立つ、原色(赤・青・黄)は避ける

「汚れ」とは別ですが、塗料は経年劣化することも念頭におかなければなりません。特に鮮やかな赤や青などの、謂わゆる「原色」というのは、時間が経つにつれ色あせしやすい傾向があります。色があせると、建物が古く見える印象を与えがちです。もちろん、外壁そのものも劣化しますので、ある程度の変化は避けられませんが、原色は特にその変化が目立つ傾向にあるのです。

そのため、原色に近い色の選定は避けるのが無難といえますね。

人気色・流行色を把握しておく

外壁の色を選ぶ際には、現在のトレンドカラーを知っておくことも大切です。もちろん、こだわりの色合いがある場合は別ですが、人気色・流行色というのは「周辺環境との調和」という観点からも大切になってきますので、

  • 塗装してみたら、自宅だけ浮いている…
  • 周辺の自宅と比べて、古臭いデザインに見えてしまう…

となってしまわないよう、主流な色合いについては把握しておくとよいでしょう。

またお住まいの地域によっても流行の色合いは異なりますので、地域の塗装業者に「その地域で主流なカラーリング」を尋ねてみるのもいいですね!

人気の外壁カラー5選!

ここからは当社の施工事例をもとに、今人気のある外壁カラーを詳しくご紹介していきます。

色合いでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!

①:ベージュを基調とした明るい色合い

ベージュを基調とした、明るい色合いの外壁カラーです。明るい色は街並みとも馴染みやすい上に、こちらのお客様は、周辺の住宅も比較的明るめな外壁が多いため「街並みとの調和」といった観点からも、非常に綺麗に仕上がっていますね!

また遠くから見た際のアクセントとして、ベランダ部分は少し濃いめのカラーを採用しています。

②:ブラウンを基調とした、落ち着いたカラーリング

こちらはブラウンを基調とした、落ち着きのあるカラーリング事例です。こちらのお客様は、玄関扉やソーラーパネルなど、黒に近い色合いのパーツが多いことから、外壁もそれらに合わせた落ち着きのある色合いで統一しています。

このような「外壁以外のパーツとの馴染み方」も、外壁カラーを決める際にポイントとなります。

③:ベージュ・ブラウンのツートンカラー

先にご紹介したお家の色合いを、1階と2階部分で塗り分けている事例です。

特に上写真のようなフロアの境目がはっきりとしている住宅の場合は、このように色合いも棲み分けてオシャレに魅せるのも良いですね!

④:藍色ベースのおしゃれな色合い

こちらは藍色をベースとした塗装事例です。

前の章では「原色(青)は避けるのが無難」と解説しましたが、上写真のような淡い青色であれば、劣化による汚れも目立ちにくい傾向にありますので、もし原色に近い色合いで塗装したい場合は、「その色合いで汚れにくい色・デザインがないか?」を、依頼業者に尋ねてみると良いでしょう!

⑤グレー・ブラックを基調とした、モダンな色合い

比較的暗い色合いでの施工事例もご紹介します。

黒に近い色は、汚れが目立ちにくいのはもちろん、ご自宅をはじめオフィスなど、建物をモダンに魅せたい場合にうってつけのカラーリングですので、ぜひ参考にしてみてください!

この他にも、実際の施工事例から色を検討したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

色の特徴やトレンドを踏まえて、納得のいく外壁塗装を!

外壁の塗り替えは頻繁にできるわけではないため、選択には慎重さが求められます。本記事でも「外壁塗装の色選び」について多角的にご紹介しましたが、色選びに悩んだら、

①:まず自分が気に入る色を選ぶ
②:その色が周辺の環境とどう調和するか?を考慮する
③:汚れや色あせの可能性を念頭におく

この3つを抑えて、ご自身の気に入る外壁に仕上げることが一番重要です。もし塗り替え後のイメージについて不安なことがあれば、ぜひ依頼する塗装業者に相談してみてください!

当社では、塗装職人の全員が「一級塗装技能士」を有しておりますので、色味や塗装に関する不安・不明点についても、いつでもお気軽にご相談いただけます。
埼玉県(秩父市・秩父郡)で外壁・屋根塗装なら、上林塗装にお任せください!

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