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【2024年/秩父市】外壁・屋根塗装に使える「住宅リフォーム等資金助成金」とは?

【2024年/秩父市】外壁・屋根塗装に使える「住宅リフォーム等資金助成金」とは? | 屋根塗装

住宅塗装を検討していくうちに、市や自治体から「助成金/補助金の利用」を勧められるケースも多くありますよね。

しかし助成金は、申請すれば必ずもらえる、というわけではなく、いくつかの規定や項目をクリアした方のみ、自治体から支給されるものです。

そこで今回は、秩父市(埼玉県)の外壁・屋根塗装で使える「住宅リフォーム等資金助成金」について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

埼玉県の外壁塗装で「助成金が利用できる地域」については、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!

関連記事:『【埼玉県】外壁塗装で使える助成金・補助金は?金額や受け取り条件も解説!

「住宅リフォーム等資金助成金」の目的

まず本助成金の目的ですが、秩父市公式サイトによると、以下の背景を踏まえて毎年助成金の交付を行っているようです。

(秩父)市内経済の活性化及び、市内事業者の振興を図るとともに、市民の生活環境の向上を促進するため、市民が市内事業者に依頼して行う住宅、店舗及び事務所のリフォーム工事に対し、秩父市住宅・店舗等リフォーム資金助成金を交付する。

引用元:『秩父市住宅・店舗等リフォーム資金助成金交付要綱

助成金利用の対象となる条件は?

冒頭でも触れたとおり、助成金は申請すれば必ず支給されるわけではなく、住宅や工事に関する条件を満たすことで申請が可能となります。

まずは「住宅リフォーム等資金助成金」の対象となるための条件について、以下で詳しく解説していきます。

「助成対象者・住宅」に関する条件

まずは対象者・対象の住宅に関する条件ですが、秩父市では以下のように定めているようです。

①:助成対象者が、市内に住宅を有する個人で、市税などの滞納がないこと

②:助成対象の住宅等が、助成対象者が有する市内に存する住宅、店舗、及び事務所であること

 

つまり、塗装する建物の持ち主が「市内に住む住人」であることが前提条件のようです。

上で紹介した目的にも「市内経済の活性化及び、市内事業者の振興を図る」とありましたので、条件として「秩父市の住人(建物の持ち主)が、工事を依頼すること」が条件となっています。

「助成対象の工事」に関する条件

秩父市発行の要項によると、市長の承認を得て着手したものであって、次の①〜③のいずれにも該当するものとする、と記載されています。

①:当該工事に要する経費が「20万円」以上かつ、次のいずれかに該当するもの

  • 助成対象住宅の修繕、補修及び増築のための工事
  • 助成対象住宅の模様替えのための工事
  • 助成対象住宅の耐震のための工事
  • 助成対象住宅に附属する設備等で、市長が特に認める工事
  • 地震に対する安全上耐震関係規定にに適合していない対象住宅を当該基準に適合させるための工事

②:秩父市による、他の助成等を受けていない工事

③:市内に事業所を有し、市に登録している施工業者により施工される工事

つまり、『①:施工自体が20万円以上』のもので、『②秩父市による、他の助成を受けておらず』、『③:市が認めている施工業者』に工事を依頼する場合にのみ、助成金を受け取ることができるというわけです。

具体的な助成額・上限額は?

住宅リフォーム等助成金で支給される​​助成額は、対象工事における「経費の10分の1以内」の額と定められており、上限額は15万円となっています。つまり20万円の工事の場合、支給額は2万円、150万円の工事では15万円が支給されるというわけです。

例1)
100万円(税抜)の工事を依頼するケース
⇒100万円×10%=10万円の支給

例2)
300万円(税抜)の工事を依頼するケース
⇒300万円×10%=30万円(上限額以上のため、支給は15万円)

申込期限や助成金の申込方法・申請先は?

申込期限について

令和5年度(2023年度)の申込は既に終了していますが、毎年4月ごろから本助成金の案内を開始し、5〜6月ごろには実際の申込受付けがスタートします。

公募のタイミングは年度によっても異なりますので、詳しくは下記『秩父市 補助金情報』ページをご覧ください。

関連記事:『秩父市|住宅リフォーム等資金助成事業

申請時に必要なものは?

助成金を利用するためには、必ず工事の着手前に、以下の書類(秩父市住宅・店舗等リフォーム資金助成金交付申請書)を、市長に提出する必要があります。

①:工事見積書の写し

工事費用が妥当なものか、市が指定する施工業者に依頼しているか?などを自治体が確認するためにも、「工事見積書の提出」が必要となります。

また提出用に、別途見積もりを用意してもらう必要があるケースに備えて、施工業者には事前に助成金を受けとる準備が必要なことを伝えておくようにしましょう。

②:工事前の写真(外観写真など)

「本当に見積もり通りの工事が行われたか?」を確認するための写真を事前に準備する必要があります。

工事後に、もともとの写真を撮ることはできませんから、こちらも事前準備を忘れないようにしましょう。

③:その他、市長が必要と認める書類

場合によっては、施工後の写真や、その他必要となる書類が変わってきますので、詳しくは実際に自治体の公式サイトをご確認ください。

秩父市公式サイト:『秩父市|住宅リフォーム等資金助成事業

助成金を使った外壁・屋根塗装も視野に入れておこう

住宅塗装は見積もり比較をしていく中で、工事費用だけを見て決めてしまいがちですが、費用の中には「丁寧な施工をするために不可欠な料金」も含まれていることが多いため、一概に値段だけで決めてしまうのは危険です。

また本記事で紹介したように、外壁・屋根塗装においては「助成金/補助金の利用」ができるケースも多くあるため、それらの補助も踏まえて『最も費用対効果の高い施工』を選ぶべきと言えるでしょう。

基本的に助成金は、新規助成者(これまで助成金を受け取っていない方)から優先的に利用できるため、

  • これまで住宅の改修をしたことがない or 助成金を使ったことがない
  • 助成金/補助金が使えるなら、住宅塗装をやっておきたい

と検討している方は、一度「助成金/補助金の利用」も視野に入れつつ、ご自宅の外壁・屋根塗装を検討してみてはいかがでしょうか。

秩父市(埼玉県)に本社を置く当社では、もちろん助成金/補助金を使った施工実績もございますので、外壁・屋根塗装をご検討中の方は、ぜひ一度当社にご相談くださいませ!

>>お見積りはこちらから(相談無料)

下記記事では、塗装業者の選び方について詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!

関連記事:『塗装業者選びのポイント『5選』!悪徳業者にありがちな「手抜き工事」内容も解説!